わたし専属AIプロジェクト / はじめての設定ノート

Codex × Google Apps Script

「こんな仕組み、作って」
GASを、Codexと一緒に。

最初にGoogleのスイッチをオン。
あとは、お願い文をコピーしながら連携を進めよう。

実画面の赤枠スクショ付き5つのステップMac・Windows

つなぐと、何ができる?

「作りたい」「直したい」を日本語で伝えて、GASのコードづくりをCodexに手伝ってもらえます。

新しい仕組みを作る

やりたい作業を伝え、GASのコードや必要な設定を用意してもらえます。

「フォームの回答に、お礼メールを送りたい」

今あるコードを直す

対象のGASを読み取り、変更案やエラーの修正案を作れます。

「この集計に、今月分だけの合計も追加して」

コードの往復を任せる

Google側のコードを取得し、確認した変更をGoogle側へ反映できます。

「この変更を、指定したGASへ反映して」

仕組みを育てる

コードの説明や改善、エラーを調べる手伝いを頼めます。

「何をしているコードか、初心者向けに説明して」

たとえば、こんな自動化の土台に

フォーム回答
↓
お礼メール
毎朝の決まった時刻
↓
シートの集計
申し込み情報
↓
書類のひな形を作成

これらは連携後に作る仕組みの例です。連携だけで自動的に動き始めるわけではありません。用途に応じたコード、実行の許可、トリガー(動かすきっかけ)などを設定します。

今回やるのは、ここまで。

Codexから、自分のGASのコードを取得できる状態にする。

Googleで
APIをオン
→Codexに
準備を頼む
→Googleに
ログイン

用意するもの:パソコン/自分のGoogleアカウント/パソコン上でコマンド操作ができるCodex。

基本的なコードの作成・取得・更新では、claspの通常ログインを使います。自前のGoogle Cloudプロジェクトや認証用JSONを作るところから始める必要はありません。会社・学校のアカウントは管理者に制限される場合があります。

実画面の撮影日:2026年9月14日。ログインやプロジェクト指定は操作図で補足しています。画面内の個人情報を避けるため、必要な部分だけを撮影しています。

01自分で操作

Googleのスイッチをオンにする

まずは、Googleに「連携用の道具からGASを操作していい」と伝える設定です。

Apps Scriptの設定を開く ↗
  1. 右上のアイコンで、GASに使うGoogleアカウントか確認します。
  2. 「Google Apps Script API」という行を押します。
実際の画面 / 設定の入口
①「Google Apps Script API」の行を押す。オフと表示されていても大丈夫。1
①「Google Apps Script API」の行を押す。オフと表示されていても大丈夫。

次の画面で、右側のスイッチを押す

表示される説明を読んで、連携を許可する場合は右側のスイッチをオンにします。すでにオンなら、そのまま次へ。

実際の画面 / APIのスイッチ
①右上のスイッチをオンにする。画像は操作する前の「オフ」の状態です。1
①右上のスイッチをオンにする。画像は操作する前の「オフ」の状態です。
操作前のオフのスイッチを拡大したスクリーンショット

ここを押します。
実際の画面で「オン」に変わればOK。

この設定だけで、誰でもGASを操作できるようになるわけではありません。次のログインで、使うツールに権限を許可します。

できた目印:「Google Apps Script API」がオンになった。

02Codexにお願い

連携用の道具を準備してもらう

道具の名前は clasp(クラスプ)。パソコンとGASの間で、コードをやり取りします。パソコン上のコマンドを実行できるCodexで、下の文章を送ってください。

操作図 / 実際の画面を再現したスクショではありません
Codex「GASの連携用ツールを準備して」下にあるお願い文をコピーして貼る送信する ↑
Codexにお願い文を貼り、送信する。コマンド操作はCodexが担当します。
CodexからGoogle Apps Script(GAS)のコードを作成・更新できるようにしたいです。
このパソコンのOSとNode.js、claspの導入状況を確認してください。
足りないものがあれば、公式配布元の手順で準備を手伝ってください。
既存の環境や認証がある場合は上書きせず、まず状態を教えてください。
コマンド操作はそちらで行い、私が画面で行う操作は1つずつ案内してください。
「Node.js」「clasp」って何?

Node.js:claspをパソコンで動かすための土台。clasp:Google側のGASコードを取得したり、書き戻したりする道具です。対応するNode.jsのバージョンは、導入するclaspの要件で確認します。

手動で準備する場合の例(Node.js導入済み):

npm install -g @google/clasp
clasp --version

Mac・Windowsともに使えます。インストールが権限エラーになったら、エラー内容をCodexに伝えます。

できた目印:Codexがclaspのバージョンを確認できた。

03Codex → 自分

Googleにログインして許可する

Codexにログイン操作を始めてもらいます。ブラウザが開いたあとのアカウント選択や許可は、自分で行います。

claspでGoogleへのログインを開始してください。
APIをオンにしたGoogleアカウントで接続します。
ブラウザでアカウントを選ぶ操作と、アクセス許可は私が行います。
既存の認証がある場合は、別アカウントの認証を上書きせず案内してください。
パスワードや認証トークンをチャットに表示しないでください。
操作図 / 実際の画面を再現したスクショではありません
1. アカウントを選ぶGASを使うGoogleアカウントAPIをオンにしたものと同じ2. 許可する内容を読むclaspの接続要求か確認プロジェクト管理の権限を確認同意できたら進む
Googleの画面で、使うアカウントと許可内容を確認して進みます。
  1. Googleの画面で、ステップ1と同じアカウントを選びます。
  2. 自分で始めたclaspの接続か、要求されている権限は何かを読みます。
  3. 同意できたら、画面に沿って「続行」「許可」などを押します。
  4. ブラウザ側が完了したら、Codexに 「許可したよ」と伝えます。

claspがGASのプロジェクトを管理するための権限です。自動化プログラムがメールやシートを使う際の実行権限とは別に考えます。

コマンドで見ると、この操作です
clasp login

ログイン状態の確認には、現行のclaspでは clasp show-authorized-user が使えます。古い版は clasp --help で確認します。ログイン成功だけでは、対象プロジェクトの取得確認はまだ途中です。

できた目印:Codex側のログイン処理が完了した。

04自分 → Codex

操作したいGASを指定する

どのGASを扱うかを、Codexに伝えます。最初は、自分の練習用プロジェクトがおすすめです。

Apps Scriptを開く ↗
  1. 使うプロジェクトを開きます。まだなければ「新しいプロジェクト」で練習用を作り、名前を GAS連携の練習 などにします。
  2. 左の歯車マーク 「プロジェクトの設定」を開きます。
  3. 「ID」の中の 「スクリプトID」をコピーします。
操作図 / 実際の画面を再現したスクショではありません
Apps Scriptエディタ歯車マークプロジェクトの設定プロジェクトの設定IDスクリプト ID長い英数字の文字列コピー
Apps Scriptの歯車「プロジェクトの設定」から、スクリプトIDをコピーします。
このGASプロジェクトを、Codexから扱えるようにしてください。
スクリプトID:【ここにコピーしたスクリプトIDを貼る】
専用の空の作業フォルダに、claspでコードを取得してください。
まずは取得だけ行い、Google側のコードの変更・実行・公開はしないでください。
認証ファイルは公開フォルダやGitに入れないでください。

「スクリプトID」はGASプロジェクトの番号です。スプレッドシートのIDや、公開済みWebアプリのURLとは異なります。

手動で取得する場合

専用の空のフォルダで、次を実行します。SCRIPT_ID はコピーしたスクリプトIDに置き換えます。

clasp clone-script SCRIPT_ID

旧バージョンでは clasp clone という名前の場合があります。利用中の clasp --help に合わせます。

できた目印:指定したGASのコードが、パソコンの作業フォルダに取得できた。

05Codexにお願い

読み取れたことを確認する

操作図 / 実際の画面を再現したスクショではありません
Google側のGAS自分が指定したプロジェクト読み取るパソコンの作業場所コードファイルを取得Codexが内容を確認この確認だけでは、GASの実行や公開はしません
接続の確認は「Google側のコードを、パソコンへ読み取れるか」で行います。
いま取得したGASのコードについて、何をするプログラムか短く説明してください。
接続できたかどうかは、ログイン状態だけでなく、指定したプロジェクトのファイルを実際に取得できたことを根拠に教えてください。
まだコードの書き換え・実行・公開はしないでください。

自分が指定したプロジェクトのファイルを取得でき、内容を説明してもらえたら、読み取りの接続確認は完了です。新しい空のGASなら「まだ処理が書かれていない」という説明でも大丈夫。

ゴール:Codexから、自分が指定したGASのコードを取得できた。

Google側への書き戻しは、この確認ではまだ行いません。実際に更新する際は、対象と変更内容を確認してから反映します。

つながったら、こう頼める。

このGASで、毎朝シートを集計する仕組みを作りたいです。
まず、対象のシートと集計したい内容を私に確認してください。
作ったコードと変更点を説明し、Google側へ反映する前に内容を見せてください。
自動実行に必要なトリガーと権限設定も、1つずつ案内してください。

「コードを反映する」と「動かす」は別

やりたいことこのあと必要なこと
Google側へコードを反映対象と変更内容を確認してclaspで書き戻す。clasp pushはコードの同期です。
手動で実行するApps Scriptのエディタで実行し、必要な権限を自分で許可します。
毎朝・フォーム回答時に動かすトリガーを設定します。フォームの自動返信だけなら、通常はWebアプリとしてのデプロイは不要です。
URLで使うWebアプリにする別途、Webアプリのデプロイと、利用者に合わせたアクセス設定が必要です。
Codexから直接GASを実行する実行API用の追加設定が必要です。今回の基本連携だけで、すべての関数を直接実行できるわけではありません。

つまずいたとき

APIをオンにしたのに「無効」と出る

APIをオンにしたアカウントと、claspでログインしたアカウントが同じか確認します。設定直後なら少し待って再試行します。

ブラウザで許可したのに、Codexが待ったまま

Googleの画面が最後まで完了しているか確認し、「許可したよ」とCodexに伝えます。ログインの完了を待っていた処理の結果を確認してもらいます。認証用の長いURLやコードは、むやみにチャットへ貼らないでください。

プロジェクトが見つからない・権限がない

スクリプトIDが正しいか、そのGoogleアカウントに編集権限があるかを確認します。「全員に公開する」ことで直そうとせず、対象と権限を確かめます。

Googleの警告や管理者のブロックが出た

自分で始めたclaspのログインか、要求内容が想定どおりかを確認してください。知らないアプリや管理者のブロックはそのまま進まず、表示された内容を相談します。

コードを書き戻したのに動きが変わらない

まず、反映先のスクリプトIDとGoogle側のコードを確認します。バージョン指定のWebアプリなら、保存・同期だけでなく既存デプロイのバージョン更新が必要です。トリガーで動かすGASと、Webアプリの更新手順は異なります。

安全に練習するには?

練習用のGASと架空のデータから始めます。コードにはシートの内容や宛先などが埋め込まれている場合があるので、Codexへ渡す対象を決めてください。.clasprc.json などの認証ファイルは、チャット・Git・公開ページへ載せません。

つないだら、最初のひと言はこれ。
「このGASで何ができるか、教えて」

参考にした公式情報・このガイドの確認範囲

2026年9月14日確認。Apps ScriptのAPI設定画面は実際に撮影しました。撮影のためにAPIのオン・オフは変更していません。Googleへの新規認証やGASコードの書き戻しまでの通し検証はしていません。

claspのコマンド名はバージョンで異なる場合があります。実行時は利用中のヘルプと現行の公式手順を確認してください。このページは操作案内で、Googleのパスワードや認証情報を入力するページではありません。